先日 4月11日、12日に櫻坂46の5周年記念ライブ
「5th YEAR ANNIVERSARY LIVE」が
MUFGスタジアム(国立競技場)で行われました。
計14万人の大歓声を受け、
坂道グループとして
ひいては女性グループとして初の新国立競技場ライブで成功を収めました。
櫻坂46への改名当時
グループを取り巻く環境がガラッと変わる中で
新センター・森田ひかるさんは
櫻坂46「再生」の道を選択しました。
あれから5年。
国立競技場を埋め、世界中を熱狂させる存在に成長した櫻坂46。
いかにしてグループが成長してきたのか。
今回のライブを振り返りながら
改めてその軌跡を追っていきたいと思います。
↓今回のセットリストはこちら
5th YEAR ANNIVERSARY LIVE 詳細
長いトンネルを抜け、光溢れる
真っ白なペンライトで埋め尽くされた中、Overtureで幕を開けた5thアニラ。
藤吉夏鈴さんを先頭に、メンバー全員が登場。
東京ドームライブの赤い王子様衣装と対になるような白い衣装を身にまとい、万雷の拍手を受け曲がスタート。
最初の楽曲は、最新シングル表題曲
「The growing up train」
思い悩んだ日々も 愚直なほど
ただ走り続け 立ち止まらなかった
(櫻坂46「The growing up train」)
改名当時
グループの方向性が分からなくなっても
必死に走り続けた彼女たち。
そして
長いトンネル抜けて
不意に眩しい 光が溢れる
(櫻坂46「The growing up train」)
そんな日々を乗り越え、
約14万の眩しい光で埋め尽くされた国立競技場で
堂々とパフォーマンス。
MVを彷彿とさせるような
ステージ目線のカメラアングルもあり、
より彼女たちが登り詰めた景色を感じることができました。
まさにオープニングに相応しい、
国立競技場ライブのために作られたのではないかと思うような曲で
5周年ライブの幕が上がりました。
雨を越えて、青空へ
今回のライブでは2期生曲が2曲フルで披露されました。
改名後はグループの中心として
ほとんどの楽曲に携わってきた2期生。
しかしタイミングや売り出し方の違いもあり、
なかなか3期生たちのように巡り会えなかった期別曲。
そんななかでもらった2期生曲のうち、
2曲をこのライブで披露することができました。
青空が見えるまで 僕たちは風になる
たとえ雨が降っても諦めない
(櫻坂46「青空が見えるまで」)
「永遠や一生と簡単に言えない立場」
「大切なものばかり増えていくのが苦しい」
儚いアイドル人生を象徴した大園玲さんのこの言葉は
上記の歌詞によって補完されたように感じます。
2期生が苦しい時期も諦めずにグループを支え続け、ちゃんと希望の光を見せてくれた2期生。
その真意はもちろん計り知ることはできませんが
その後続いた「桜月」で見せた守屋麗奈さんの涙も、同じように決してネガティブなものではなく
「青空が見えるまで」から続いた圧倒的な世界観の中で、そんな想いがよぎった結果のようにも思えます。
そんな儚くも神々しく輝く2期生が放つ
「オレンジの光」に引き寄せられられるように
Buddiesは国立競技場に集まってきました。
いつかこのライブを思い出したとき
こんな美しいパフォーマンスだったと
2期生を褒めてあげたいですね。
若く強い後人たち
昨年のツアーを経て
また一段と成長した姿を見せた4期生。
そんな4期生が今回
3期生楽曲「マモリビト」を披露しました。
全体ライブにおいて
期別楽曲を別の期が披露するのは
今回がはじめて。
それも合宿で練習を重ねた「静寂の暴力」ではない曲。
3期生・小島凪紗さんのピアノ伴奏から引き継がれて始まったこの曲は
「櫻坂46のメンバーとしての覚悟」も共に受け継いだ
そんなパフォーマンスとなりました。
とても重いその責任を 今 この腕の中に受け取った
美しいその歴史と 傷だらけのその日々も 全部
(櫻坂46「マモリビト」)
先輩たちが登り詰めてつかんだ
東京ドームや国立競技場の舞台。
そこに新参者の自分たちが立つことに引け目を感じるメンバーもいました。
しかしライブで見せたそのパフォーマンスは
自分たちもその歴史の一部となり
頂点のない坂道を駆け上がっていく覚悟を感じるものでした。
若く 強い後人が次にやって来る日まで
誰一人ここを動かない
(櫻坂46「マモリビト」)
若く強い後輩たちがやって来る日まで
誰一人、櫻の木から動かなかった3期生。
そんな3期生の楽曲を受け継いだ4期生も
若く強い後人がやって来る日まで
大地に根を張って櫻の木をマモる存在になってほしいですね。
静寂の国立
そしてマモリビトを4期生に引き継いだ3期生。
ならば今度は4期生が合宿で作り上げた「静寂の暴力」で
本物を見せてやろうと言わんばかりのパフォーマンスを魅せてくれました。
この曲の間だけ客席の光が消え
ステージ上で輝く3期生。
ラスサビ前には
静寂の中で響くオルゴールの演出や
山下瞳月さんへのサプライズなどもあり
ドーム公演からまた進化した「静寂の暴力」と3期生を感じることができました。
「静寂という名の音」は
たしかに史上最大規模のスタジアムでも鳴り響き
Buddiesの思考を停止させるものになったのです。
パワフルガールの置き土産
“CHOREOGRAPHY BY YUI TAKEMOTO“
静寂の余韻漂う空間に
この文字が表示された瞬間、場内は大歓声。
ダンストラックでは卒業を控える武元唯衣さんが振付を行いました。
今までBACKS LIVEやソロダンスで振付を任されたことはあったものの、
全体ライブでメンバー全員のダントラ振付を担当するのは
本人はもちろん、グループとしても初めてでした。
本人のパワフルなダンスはもちろん、
「油を注せ!」を彷彿とさせる椅子を使ったシーンや
藤吉夏鈴さん、山﨑天さんに引っ張られてセンターに躍り出るシーンなど
いくつも印象的な演出があり、
「これからも櫻坂46のライブを任せたい」と思った人もたくさんいたことでしょう。
そしてダントラからの流れで始まった「Addiction」では
ドローンの演出もあり、とても盛り上がりましたが
同時に全体ライブラストステージとなる武元さんへの”はなむけ”にも感じ、
一抹の寂しさに襲われた人もいたかもしれません。
今回で生の”武元唯衣”見納めだった人は
今後のライブは武元ロスで禁断症状が出てしまいそうですね。
↓そんなときはこちら
選んだ”再生”の道
本編最後に披露されたのは
櫻坂46デビュー曲「Nobody’s fault」
実は昨年のツアーでは披露されておらず、
全体ライブでは2024年の4thツアー東京公演以来
約2年ぶりの披露。
センターの森田ひかるさんは2日目のMCで
「国立競技場でNobody’s faultを全メンバーでやりたかった」
と語っており、それが実現した形になりました。
そして
「どういうグループになっていくか分からない時に(破壊か再生の)2択を迫られ、“再生”を選んだ。
1度壊して私たちで作り直してもよかったんじゃないかと思う時もあった。」
「でも今日この景色を左目で見て
初めて“再生”を選んでよかったと思った。」
と語り、堰が切れたように涙を流しました。
改名当時
“新センター”として
“愛の救世主”として
周りからの多くの期待と重圧を背負い
パフォーマンスでは常に鬼気迫る表情で歌い上げ
この最高の景色まで歩み続けてきた森田さん。
ある意味でこの楽曲を”完成”させた安堵から流れた涙は
当時選んだ“再生”という道が正しかったことを
国立競技場という舞台で証明するものとなりました。
↓(*MV撮影は欅坂46時代のため、このときは”破壊”の右目)
次の到達点へ
2日目のWアンコール後には多くの発表がありました。
- 全国アリーナツアー2026開催
- 6th YEAR ANNIVERSARY LIVE
- SAKURAZAKA46 ASIA TOUR 2027
特に目を引くのが坂道グループ初のアジアツアーの開催です。
国立競技場に到達してもまだまだ歩を止めない
櫻坂46らしいステップアップ。
これからも頂点のないグループとして
どこまでも坂を登り続けてほしいですね。
長くなりましたが
最後までご覧いただきありがとうございました!

